エルベテーク
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指導事例

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Nさん 年長 (年長8月入会 自閉症)

あきらめないで良かった。私の常識をくつがえす指導だった。

言語聴覚士としての常識、親としての常識

 息子は5歳で自閉症と診断され、言葉の遅れや、物を投げたり友達を押したりする問題行動が目立つようになり、私たち夫婦は途方に暮れ、様々な療育機関や医療機関を訪れましたが、息子は大きく変わることができないまま、6歳の誕生日を迎えようとしていました。 「もう治らない、知能も言葉も追いつくことはない。あとは特別支援教育を受けるだけ」という医療、療育機関の言葉に、「そんなことはない、何かきっかけがあれば変わる。いい先生に出会えれば必ず変われるはず」と思いながらも、心のどこかでは「いや、やはりもう、このまま変わることはないのかも。変われると言い張っている私のほうが非常識なのかもしれない。わが子だから、そう思ってしまうのかもしれない」とも、思っていました。
 というのも、私は以前、言語聴覚士という仕事をしており、発達障害に関しては、「大きく変わることはなく、無理をさせず、特別支援教育をうけることが本人のためである」という「医療、療育機関の常識」が身についてしまっていたからです。 しかしながら、赤ちゃんの時から息子を可愛がってくれていた夫の両親はあきらめず、「今、なんとかしなければ・・」という思いから、本、インターネット、テレビなどから様々な情報を集めてくれていました。

「これこそが教育だと思う」 

 そして、6歳の誕生日の直前に、義父が、河野代表の書かれた『誤解だらけの発達障害』を図書館で見つけ、「いい本だからぜひ読んでみて。これこそが教育だと思う」と言って、私に手渡してくれたのでした。「どうせまた、『とにかくほめましょう』『怒らないで、子供の全てを受け止めて』という療育の考え方と同じような内容なのではないか」と思いながらも、とにかく読んでみることにしました。本を読み進めるうちに、「これは、療育とは真逆の考え方だ。そうだ、うちの子も「見る力」「聞く力」「応じる力」がないから、なにをやってもだめだったんだ。確かにこれこそが教育だ」と思い、「ぜひ、うちの息子もエルベテークで指導を受けたい」と強く感じました。  その後、夏休みを利用して、大阪から新幹線に乗り、エルベテークの学習相談会に参加しました。そこで、河野代表に初めてお会いして、本の内容と全く変わらない指導方法であることを確認した私は代表に、「大阪に住んでいるので、頻繁には来ることができません。ホテルをとりますので明日から1週間ほど、毎日来ることはできませんか?」とお願いしました。私の熱意をくみ取ってくださったのか、代表はスケジュールを調整して下さり、息子は翌日から3日間、1日約3時間の指導を受けることとなりました。
 学習相談会では、奇声をあげたり、走り回ったりしていたため、「3時間も座っていられるのかな」と不安な気持ちで一杯でしたが、1日目の学習を終えて出てきた息子の顔は、私たちが今まで見たこともない充実感にあふれたとてもいい表情でした。先生のお話では、一度も離席することなく、指示に応じることができていたそうです。  療育や家では、どうしても出来なかった「形の模倣」も1日目から出来ていて、2日目に見学させていただいた時には、両手を膝に置き、「ハイ」と言いながら先生の指示に応じており、「これが本当にうちの息子なのか」と驚きました。

教室に向かう嬉しそうな「いい顔」

 エルベの指導力の高さを実感した私たちは、大阪から週末の2日間、泊まりがけでエルベに通うことにしました。就学が近づいており、「今、なんとかしなければ」という親の想いに応えてくれるのはエルベしかないと強く感じたからでした。エルベでの学習は、断片的な知識の詰込みではなく、「聞く力」、「見る力」という生きていく上での土台を築いてくれます。学習能力の向上だけでなく、挨拶の仕方から筆箱の置き方まで、20年後の自立した社会人としての素養をも養っていただけるように思います。 現在、息子は大阪から新幹線に乗って川口まで行き、週2回1日約3時間の学習に取り組んでいます。エルベでの学習が始まってまだ1か月程ですが、鉛筆をもって書字練習ができるようになり、先生からも、「とてもよく頑張ります」との評価をいただいています。川口駅に降りると、「エルベでお勉強する」と言い、エルベが近づいてくると嬉しそうな「いい顔」になってきます。家庭での学習も30分程できるようになりました。1か月前の息子からは想像もできない姿です。もちろん、まだまだこれからなのですが、あきらめなくて良かったと本当にそう思います。 あらためて、河野代表の本を見つけてきてくれた義父母に感謝するとともに、親である夫と私、祖父母、そして何よりも、本人である息子に希望の光を与えてくださった「エルベテーク」の代表、先生方に深く感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願い致します。


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